2012年1月27日金曜日

シリコーン レスキュープライマーの使い方

12月に発売された新製品「Mr.シリコーン レスキュープライマー」の使い方をご紹介。
通常、シリコン同士の接着というものは出来ないのですが、このレスキュープライマーを前処理材として塗布することで、なんと瞬間接着剤で接着が可能となります!
これがあれば、イベント直前の複製時シリコン型に亀裂が走ったり、ちぎれてしまった箇所も応急処置が可能です。

 使用例ということで、この様に切断したシリコン型をくっつける作業をやってみましょう。普通なら、くっつけるのにシリコンをつかう方法もあるのですが、硬化に8時間ほど要するので、急を要する時には不向きでした。
 そこで、このシリコーン レスキュープライマーを使用して接着してみましょう。
使い方は簡単。付属しているハケを使って、接着する箇所の両面にプライマーを塗ります。すぐに乾きますので、両面とも乾いたのを確認したら、瞬間接着剤を塗りましょう。
ここでは、Mr.ジャスト 超速タイプを使用してます。使用箇所や良によって、使う瞬着を変えるのもよいですね。
 瞬着で接着完了。一度くっつくとかなり強固につきますから、一発で接合面を合わせるように心がけましょう。また、はみ出した瞬着が机の上とかにくっつかないように注意!机とシリコンが強固にくっついて、無理に剥がすと別の部分が破断する恐れがあります。
それだけ強固にくっつくのです。
しばらく置いて、瞬着が乾いたらOKです。
写真は力を入れて、接合部分を中心に両サイドに引っ張りながら捻っている画像です。
これだけ強固にくっつくので、キャストの注型や、型から抜き取る作業でも問題はありません。







シリコンを再度流している時間がない!そんな時に役立つシリコーンレスキュープライマー。ディーラーの皆様は是非お手元に1本ご用意ください。