2015年8月28日金曜日

Mr.スカルプトクレイ レビュー第二弾!!

どうも、担当“J”です。


先日更新した

VM017,018 Mr.スカルプトクレイ & Mr.クレイローラー


のレビュー、読んでいただけましたでしょうか?



あの製品が発売後、コメントやご質問を頂きましたので

今回はそれらにお答えするべく、Mr.スカルプトクレイのレビュー第二弾です!!





まずは..



「このクレイ、固いね!!!!!」

というご意見!
貴重なご意見ありがとうございます。




たしかに仰る通りなのです。

他のクレイに比べると性質上少々固めです。




で...柔らかくするには、



とにかくこねてください!!!

こねるとある程度柔らかくなります。

だからMr.クレイローラーがあると便利です。



それと、あらかじめこうしてナイフなどで細かく切断しておきます。そうするとこね易いです。

ちなみに、この固さ・コシがあるからこそ、細かい造形が可能であるという利点があります。

柔らかい粘土だと、繊細な成形は難しいです。






続いて、

焼き上げ後に切削研磨などの加工ができるのか、盛り足して再度焼けるのか?

というご質問。ありがとうございます!!





さて、

ではテストしましょう.....


コネコネ......



薄い生地を作ります。





くるくる丸めます。



たけのこっぽい


では焼きましょう!


できた!!!


準備OK!!!

加工します!

まずはぶった切ってみましょう!!!!

ギコギコ...



ご覧くださいこの断面!!!!!


このスカルプトクレイの特徴として、硬化後に加工してもエッジの部分がぼろぼろ崩れないんです。

特に今回のような薄い生地の重なりなんてのは、いわばエッジの重なりなわけですので、

切断するとぼろぼろ崩れやすいのです。

それでも、まったくもって崩れる様子がありません。




ちなみに彫刻刀で削っても....




大丈夫。

きちんと刃物を当てた通りの切り口です。ボロボロ崩れません。


ヤスリがけ後

ヤスリがけ後


ヤスリがけも問題なし。


それでは盛り足しを行ってみましょう!







これは.....なんでしょう(笑)

自分でもわかりません。クリーチャーの卵ということにでもしてください!!!笑

適当に盛り付け後、スパチュラで成形。

フチの部分は意識的にしっかりと本体に食いつくように、へばりつけるイメージで盛り足しました。


焼きます。



できました。



予想以上にガッッッチリ食いつきました!!!!!!

フチを削っても





しぶといくらいにがっちりです!

ものすごい食いつきと一体性。


よって....

焼き上がり後の研磨切削加工は可能!

盛り足しも可能です!!!


※ただ、盛り足しはある程度密着面積が広くないと難しいので、その点ご注意ください。
  細かな盛り付け(たとえば人の顔の唇だけなど)はポロっと取れる可能性が高いです。





今回はこんなかんじですかね。

皆さんのご意見・ご質問などを発端に今回は稀なレビュー第二弾となりました。

今回の記事が皆さんの疑問解消の機会となればうれしいです!

ぜひお手に取ってみてください。





事務の女の子が作ったカメ

事務の女の子が作ったカメ





以上、おわり~








2015年8月21日金曜日

VM017,018 Mr.スカルプトクレイ & Mr.クレイローラー レビュー


担当“J”です。



本日もレビューします!

VM017,018 Mr.スカルプトクレイMr.クレイローラー!!


スカルプトクレイの箱が試作品です...スミマセン



造形用粘土とのし棒です。

このMr.スカルプトクレイ、なんと、、、

造形家の竹谷隆之さん監修製品です!!!!


箱絵の造形作品は竹谷さんが実際にこのスカルプトクレイで作っていただいたもので、
プロが使う納得の粘土であるわけです。すごい。



では、開封!!!










ここで、




先日レビューしましたね。Mr.ノンスリップシート

これも使いましょう。

粘土をこねます。





カッターマットやプラ板を敷いて、その上でこねていただくのが理想です。

今回はカッターマットの下にMr.ノンスリップシートを敷きます。

そうするとカッターマット自体が安定するので、非常に作業がやりやすくなります。















このスカルプトクレイには結構な弾力とコシがあります。

また、パサつくこともなく、適度な硬さがあります。

細かい部分でもしっかりと、なめらかに造形できますね。




















....さて、なにを作ろうか(笑)






さすがに私には竹谷さんほどの造形力はありません...

だから、、




すみません、皆様どうかこれでご勘弁を!!







バラです(笑)

この花びら一枚一枚が薄く伸ばしたスカルプトクレイなわけですが、

フニャン....と垂れずにしっかりと形を保持できました。


あとは造形の段階でのひび割れがないです。ひび割れは個人的に、

造形時の相当なストレスなんですが、これなら快適。気持ちよく作業に集中できます。






これをオーブンなど焼き上げます。

約150℃のなかで30分を目安です。





焼き上がりです。かなりカチカチになります。

特にひび割れなどの変形もありません。優秀!!



ちなみに....



失敗作です(笑)

焼きすぎました。

温度にはくれぐれもご注意ください。

低いのはともかく、高すぎるとこんな感じに黒焦げになります。







で、今回はここからさらに色も塗ってみました。





基本的にはこのスカルプトクレイの上に塗装をすることは想定されていないので、
一応メタルプライマーを吹いておきます。

で、その上にレッドを。



右側が赤いキャベツに見えてくる...


最後にアクリジョンのクリアーレッドとブラックを混ぜて、全体に筆で色を置いていきます。



あまり変わらないか..ww


とにかく、プライマーを使えばスカルプトクレイに直で塗装もできますよ。






本日8月21日出荷です!!!

来週あたま辺りには弊社製品取扱いの模型店、家電量販店などに並ぶと思います!!!

よろしくお願いします!!





以上、おわり~